海外ゲテモノ情報

原文：http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1999-32.html


（１９９９年８月２６日　タイ）
　高齢の仏教の僧侶とその信者３人が、手作りのハーブサウナに何時間もいた結果死亡した。他の５人は病院に運ばれたが、深刻な状態にある。このお粗末なサウナは、バンコク近郊のバングラシ寺院の地下室に据え付けられていた。

　彼らは８８歳の僧侶が助けを求めて這って出るまで、２時間をサウナの中で過ごしていた。彼らは近くの病院に緊急搬送されたが、僧侶と３人の女性が死亡した。「検死の結果から言うと、彼らは高温の気体を吸い込んだことによる気道の損傷で、窒息死したようだ」と警察の広報官は語った。

原文：http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1999-03.html

（１９９９年１月２８日　イングランド）
　羊の群れが農場主の妻に突進してがけに突き落とし、彼女の命を奪った。６７歳のベティーが襲われたのは、バイクの後ろに干草を積んだ干草を羊のところに運んだときのことだった。羊たちはバイクに突進して頭突きを食らわし、ベティーをノックアウトしてバイクごとダーハム近郊の採石場跡に突き落とした。「羊がバイクを取り囲んでた。次の瞬間には彼女は倒れていた」と隣人は語った。彼女の夫は友人たちに慰められている。

管理人コメント
　うーん、これだけだと特に間抜けな行動を取ったかは断定できないような…　書いてある内容だけを見ると、単なる不幸な事故って気もする。

原文：http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1999-23.html

（１９９９年７月１６日　ユタ州）
　リバートンでパラグライダーがパラセイラーと接触し、ユタ州郊外のマードック運河に落下した。月曜の午後のことである。クレイグのパラシュートは水につかり、彼は道路下を流れる運河の東側に向かって吸い込まれていった。最終的に彼は急流の中で身動きが取れなくなった。ある従業員が彼の死体を発見し、プローボ市の水利用協会に通報した。パラグライダーのリスクに溺死が含まれているとは驚きだ。

原文：http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1998-15.html

（１９９８年２月）
　マシューとその友人は午前三時に、スキー場を合成樹脂のパッドに乗って滑っていた。マシューはリフトの塔にぶつかり、死亡した。彼が橇として使っていたパッドは、リフトの塔から盗んだものであり、パッドは塔にぶつかったスキーヤーを守るためのものだった。そして、マシューがぶつかったのは、彼がパッドをはがしたまさにその場所だった。ここには何かしらの教訓がある。

コモンズの悲劇というのは有名な言葉ですが、元の論文を読んだことがある方は意外に少ないのではないでしょうか。ということで、英論文コモンズの悲劇（The Tragedy of the Commons)の全訳を載せます。大学のレポートの参考にしようがコピペしようが結構ですが、訳が間違っていても管理人は一切の責任を負いません。なおコモンズを和訳すると共有地なので、「共有地の悲劇」という題でも良かったのですが、「コモンズの悲劇」のほうが通りがいいのでこちらの題としました。

　
コモンズの悲劇　

　将来の核戦争に関する思慮深い論文の中でＪ.B WiesnerとH.F.Yorkはこのように結論付けた。「軍拡競争を行う双方は、増大する軍事力と減少する安全というジレンマに陥っている。専門家としての我々の判断によると、このジレンマに技術的な解決策はない。巨大な力を握るものが解決策を科学や技術のみに求めるなら、結果として状況はさらに悪くなるだろう。」