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ドーベルマンの死

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ドーベルマンの死

原文:http://urbanlegends.about.com/od/dogs/a/chokingdoberman.htm

 僕のいとことその妻は、大きなドーベルマンと一緒にシドニーのアパートに住んでた。ある日、彼らはディナーのため外出した。家に帰ったときには夜遅くなっていて、いとこはかなり酔っ払ってた。彼らがドアを開けると、犬が居間で窒息死していたんだ。

 いとこは驚いて何も出来なかったけど、妻は獣医に電話した。その獣医は彼女の古くからの友人だったんだ。妻はイヌを友人の診療所に送り届けた後、夫を寝かしつけるために家に戻ることにした。

 家に戻った彼女は、いとこに平手打ちをして正気に戻そうとしたんだけど、彼はまだ酔っ払ってた。30分ぐらいかけていとこを二階に上げると、電話のベルが鳴った。彼女はそれを無視しようかとも思ったけど、こんな時間にかけてくるっていうことは大事な用事に違いないと思って出ることにしたんだ。受話器を上げると、獣医の友人のこんな叫び声が耳に飛び込んできた。

 「間に合ってよかったわ。今すぐ家を出なさい! 説明してる時間はないの」。そういうと友人は電話を切った。

 獣医は古くからの友人だったから、妻は彼女を信じて夫を呼び戻し、家から出ることにした。彼らが家を出ようとすると、警察が家の中に駆け込んでいった。でもいとこと妻はまだ、何が起きてるのかを理解してなかった。

 獣医が現れて、「彼らは彼を殺したの?」、「彼らは彼を殺したの?」と言った。

「彼らが誰を殺したって?」といとこの妻は聞き、初めて本気で逃げ始めた。

「犬が何を喉に詰まらせてたのかが分かったのよ。人の指だったの」

 そのとき警察が汚らしい身なりの男を家から引きずり出してきた。男は片手から大量に出血していた。「巡査部長」と警官の一人が言った。「こいつを寝室で見つけました」。

調査結果
 「ドーベルマンの死」はあらゆる大陸で、少なくとも30年にわたってこういう形で広まってきた。都市伝説研究家のJan Harold Brunvandは、同名の著書でこの話の多数の変種を紹介していて、イギリス版は1973年までさかのぼれるとしている。この伝説は1980年代の初めにアメリカで大人気になった。初出はタブロイド誌のThe Globeとされているが、記事を書いた人間はこの話を美容院で仕入れたらしい。

 都市伝説研究家は「ドーベルマンの死」は、犯罪を行っている最中に手を怪我するか切断され、それが原因でつかまってしまう犯罪者に関するヨーロッパの伝説の子孫と考えている。この話は「当然の報い」についての話、つまり行動の結果、罪に対する当然の罰を受けたという物語と解釈できるからだ。
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