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都市伝説 ATM封筒の毒

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都市伝説 ATM封筒の毒

原文:http://urbanlegends.about.com/library/blatm.htm

 世界中に広まったメールである。
 
 ATMに預金するときは、絶対に預金封筒をなめてはいけません。ある顧客が、Yonge&EglintonにあるATMの所で封筒をなめた後、死亡したのです。警察の発表によると、この女性が入院した大学病院のエリオット医師は患者の遺体からシアン化合物を検出し、女性がその日預金した封筒の糊からも同じ毒物が見つかったということです。警察が他のATMの封筒を調べると、毒が塗られた封筒があと6個発見されました。

 糊に毒が含まれているかは、見た目や臭いでは分かりません。警察はサイコパスが特定の銀行を狙って封筒を置いたのではないかと疑っています。銀行のスポークスマンは、機械の預金機能を廃止しない限り、この手の犯罪には対処できないと言っています。だから警戒して下さい。それと知り合いにはこのメッセージをコピーして送って下さい。

kimberly clarkson


トロント市公衆安全局犯罪課

563-9905

調査結果
 これはでっち上げだ。筆者がトロント市公衆安全局のBev Gibsonにたずねたところ、そんな事件が起こったことは確認されていないという。公衆安全局犯罪課などという部署はない。メッセージの電話番号では公衆安全局どころか、どこにもつながらない。

 このメールの警告は、非常に早く広まった。6月10日からトロント市で広がり始めたこのメールを、特に地元住民は信用したらしい。Yonge&Eglintonの交差点には確かにいくつかのATMがある。近くに大学病院があるのも事実だ(ただしエリオットという医師は勤務していない)。これらの情報が含まれていることからメールの内容を信じ込み、友人全員にメールをコピーして送った人もいたようだ。次の日には、北アメリカ全域でメールソフトの受信ボックスに、このメールが入っていた。

 この話はその後世界的に広まったようだ。どこであれ都市の生活では、低レベルのパラノイアが一般的な状態になっている。この話はそこに訴えるものがあったのだろう。怖い話を「送信」ボタンを押すだけで拡散できるネット上では、他にも似たような噂が大量に転がっている。

 それらの噂の全てはうそだが、多くの人々が他人をどのように見ているかは正しく表しているといえる。人々は一般に他人、特に見知らぬ人を信用しない。そして、ATMへの預金、映画観賞、電話などの最も日常的でありふれた行為をするたびに、生命の危険にさらされる可能性があると思っている。噂の教訓は明白だ:私たちはどこにいても安全ではない

 幸運にも、私たちはこれを半分しか信じていない。そうでなければ、外に出るという危険を冒す人などいないだろう。このことを考えてみると、誰かがこういう噂を送信してきたら、パソコンの電源を切って外に出るように言うのが、対応の仕方としては最良だろう。現実には何が起きているのかを見れば、噂を信じ込む人も考えを変えるかもしれない。

 
管理人コメント
 こういうのはいかにもありそうだから厄介だよね。実際日本でもアメリカでも毒物の混入事件(日本では飲み物にパラコート、アメリカでは薬に青酸カリ)があったし。まあ市の職員が市民にメールでそれを知らせることはないだろうけど。

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