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神の不在証明2 祈りを統計的に解析しよう

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神の不在証明2 祈りを統計的に解析しよう

http://godisimaginary.com/i2.htm

 実のところ、神はいかなる祈りにも応えない。神が祈りに応えるという考え自体が、人間の想像力の産物なのだ。

 しかし世の中には神が祈りに応えてくれたと主張する人々がいる。それが幻想だということはどう証明すればいいのだろう。科学的に実験すればいい。信仰をもつ人間を集めて何かを祈らせ、そのあと起きることを観察すればいいのだ。この実験は常に、祈りが何の効果も持たないことを示す。この実験から分かることは、

1 誰が祈ろうが結果は変わらない。
2 キリスト、アラー、ビシュヌ、ゼウス、ラーその他のどの神に祈ろうが、結果は変わらない
3 何を祈ろうが結果は変わらない

 というものだ。

 具体的で測定可能な物事に関する祈りは、科学的に二重盲検法を用いたテストでは、常に何の結果も出せなかった。「応えられた祈り」は、全てただの偶然である。科学的手法を用いた実験とあなたの毎日の経験が、このことを示している。

 例えばこの記事(http://www.boston.com/news/globe/health_science/articles/2005/07/25/a_prayer_for_health/)
 を見てほしい。

 今月発表されたもっとも科学的に厳密な研究により、多人数が遠方から行う祈りは心臓病の合併症の発症率や患者の死亡率を下げないことが判明した。

 そして
 
 祈りやまじないによる治療についての17の研究を総覧したイギリスの研究者によると、これらは統計的に有意な治療効果を持たないことが分かった。

 2006年のこの記事(http://www.livescience.com/othernews/ap_060330_prayer.html)では、他の研究でも同じ結論に到達したと論じている。

 この種の研究では最も大規模なものになった実験において、研究者たちは心臓バイパス手術を受ける患者のために祈ることは、患者の回復に影響をもたらさないことを発見した。さらに、自分が祈られていることを知っていた患者は、他の患者より高い割合で合併症を発症した。

 この記事(http://www.nytimes.com/2006/04/11/opinion/11lawrence.html?ex=1302408000&en=643ff6eac0f51086&ei=5088&partner=rssnyt&emc=rss&_r=0)
 では、神学者および宗教指導者が驚くべき発言を行っている。祈りには実際の効果などないと言うのだ。

 宗教指導者は仲介された祈りと呼ばれるものに実際の効果がなかったという記事に、安堵のため息をついている。この大規模で大々的に宣伝された研究では、患者の第一グループは他人が彼らのために祈っていると告げられ、第二グループは他人が祈っているかもしれないし、祈っていないかもしれないと告げられ、第三グループはだれも祈っていないと告げられた。240万ドルを費やした研究により、見ず知らずの人間による祈りは患者の回復を助けないことが分かった。

 これは都合のいい解釈の著しい例である。宗教指導者は祈りに意味がないことを知って、「安堵のため息をついた」と言うのだ。イエスが聖書において約束したことがまったくの誤りであることが分かったが、何の問題もないということらしい。

 2001年に発表された査読付きの研究は、祈りが作用することを示唆した。この記事(http://www.csicop.org/si/2004-09/miracle-study.html)によると

 2001年10月2日、ニューヨークタイムズは権威あるコロンビア大学メディカルセンターが、非常に驚くべきことを発見したと報じた。ほとんど間違えようのない科学的方法により、キリスト教徒の祈りを受けた不妊症の女性は、祈りを受けていない女性の2倍の割合で妊娠したことが示されたというのだ。この研究は「生殖医療」誌に掲載された。研究者たちは衝撃を受けている。この研究の結果は奇跡的としか表現できない。

 この研究は後に完全な詐欺だったことが証明された。にもかかわらず、ある種の人々はニューヨークタイムズからこの記事を切り取って冷蔵庫に保存し、祈りに意味がある証拠として事ある毎に持ち出す。

 「死ぬ前の祈り」(http://archive.wired.com/wired/archive/10.12/prayer.html)と題されたこの記事では、祈りについての「科学的研究」が詐欺であると判明した別の事例が紹介されている

 祈りが無効であるだけではない。前向きな態度もまた助けにはならない。この記事(http://usatoday30.usatoday.com/news/health/2004-02-09-cancer_x.htm)によると

 月曜に発表された研究によると、前向きな態度は癌患者の生存率を高めたりしない。患者に希望を持ち続けるよう強要する医師は、患者に害を与えている可能性がある。

 辞書は「迷信」という言葉を、「何の関係もない物体、行動、状況が、出来事の結果に影響を与えるという不合理な信念」と定義している。

 辞書の定義に従えば、祈りは迷信である。そのことは科学的に何度も何度も証明されている。祈りが応えられたように見えるときも、それは偶然に過ぎない。祈りはどんな出来事の結果にも影響を与えない。「祈りの力」なるものは実際には「偶然の力」である。

 祈りには効果がない。なぜなら神は完全に空想上の存在だからである。

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