原文：http://darwinawards.com/darwin/darwin1999-34.html

（１９９９年８月１３日　マニラ）
　フィリピンの国家情報局で起きた大爆発は、最初テロリストの攻撃と見なされていた。しかし後の調査で、この出来事は犯罪とは無関係で、情報局の職員がバケツに入った爆薬の近くでタバコを吸ったためであることが分かった。爆発で当人を含む７人が死亡し、特別調査部の建物が全壊した。火災により、手榴弾やその他の爆発物に引火したのだ。上層部はこの部の長を、爆発物の安全管理に関する犯罪的な怠慢で告訴することを検討している。しかしこれはどう考えても、吸い終えたタバコを爆薬が入ったバケツの中でもみ消そうとした人間の責任ではないだろうか。