原文:
http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1999-35.html
(1999年8月11日)
ドイツのカイザースラウテルンをドライブしていた42歳の男性が、日食を見ながら死亡した。後ろを走っていた目撃者によると、男性は翳った太陽に気を取られており、不用意にアクセルを踏んだ結果橋脚に激突したという。
彼は明らかに遮光板を着けた状態で走っていたが、その状態では太陽以外の物はぼんやりとしか見えなかったはずだ。
ベルリンでは、日食の別の犠牲者となった24歳の男性が、重度のやけどで病院に運び込まれた。
彼は日食をよく見るために高圧電塔に登り、20000ボルトの電線に触れたのだ。40歳のコロンビア人の男性は、妻を撃ってから自殺した。遺書には8月の日食は世界の終わりを意味するという記述があった。
コロンビアは日食が観察できる場所から数千マイルも離れているのだが。
ノストラダムスの予言には、「1999年7の月、恐怖の大王が空から降りてくる」とある。8月はノストラダムスのカレンダーでは7月に当たる。日食は数百年前から予測できるもので、王というのは太陽のシンボルだ。つまり「恐怖の大王」は日食の影を意味する。
恐怖の大王はこれら3人を、冥界の大王のもとに送り届けたことになる。