原文:
http://urbanlegends.about.com/od/horrors/a/Another-Close-Call-At-The-Mall.htm
僕はこのメールを友人から受け取ったんだけど、大事なことなのでシェアすることにした。外出するときはこのメールの内容を思い出して、注意を怠らないようにして欲しい。悲しいことだけど、世の中には危険人物がたくさんいるからね。
ある女性がコロンバスのTuttleモールで買い物をしていた。車に戻ると、車がパンクしてることに気づいた。しょうがないからジャッキを入れて、トランクからスペアタイヤを出すことにした。彼女が作業していると、ビジネススーツを着た男が通りかかって、手助けをしてくれた。修理が終わると、男はモールの反対側に自分の車があるから、そこまで乗せてくれるよう彼女に頼んだ。
何となく危険を感じたので誤魔化そうとたんだけど、男は執拗に頼んできた。彼女は何で車が反対側にあるのに、自分はこっち側にいるのかを尋ねた。友人と話をしてたらこっちまできてしまったんだと男は答えた。不安になった彼女は、買い忘れたものがあるからと言って、男を残してモールの中に戻った。彼女がモールの警備員に自体を伝えると、警備員は彼女の車のところまで来てくれた。
男の姿は見えなかった。車のトランクを開けると、男がタイヤ交換のときにトランクの中に置いていったブリーフケースがあった。その中にはロープとナイフが入っていた! タイヤを修理しに行くと、メカニックはタイヤは空気が抜かれているだけで、穴は開いていないと告げた。
この話の教訓は… タイヤがパンクしたら知っている人を呼ぶか、最初からモールの警備員に手伝ってもらおう。
気をつけて。これはコロンバスで起きたことだけど、変質者がうろついている場所ならどこでも起こりえる。いつでも警戒を怠らないようにしよう。
知っている女性全てにこの話を伝えて欲しい。これは全ての女性が知るべき話だ。まあ現代の変質者の数を考えると、女性だけでなく皆が知るべきなんだけど。
調査結果
この話は1998年に初めて登場してから、数週間でネット中に出回った。オハイオのTurtleショッピングモールの警備責任者には、スクープに飢えたマスコミや、パニックになった顧客からの電話が殺到した。そのほとんどが、この話は現実の出来事に基づいていると考えていた。
だがこの話は事実ではなかった。警備部門はそのような事件はこれまでに報告されていないことを強調した。コロンバス警察は、この話のもとになるような事件が起こったという証拠はどこにもないと発表した。
モールの警備担当者に1998年7月に流行した話の真偽を尋ねると、「あれは、偽りの、愚かな、ばかげた、病的な流行以外の何物でもなかった」という答えが返ってきた。彼は翌年の4月にやっと流行が収まってほっとしたと言った。似たような話が現在でもあり、それを証明するように数十のメールが出回っていることを伝えると、彼は狼狽した様子だった。