(1996年1月2日 インド)
カルカッタ動物園の一頭の虎が、新年の祝いとしてその虎にマリーゴールドの首飾りをかけようとした二人の男を襲い、一人を殺し一人に重傷を負わせた。
専門家によると、死んだプラケシュ・ティワリと、スレシュ・レイは、花輪を持って虎の檻の周囲にもうけられた堀を乗り越えたとき、酔っ払っていた。「二人の若者が花輪をもって虎の前をうろうろしていたのを見て、ショックを受けた」と、襲撃の目撃者のラケシュ・バネージは語る。襲撃により、動物園は一時パニック状態になった。
共に20代の二人の男は、ヒンズー教の破壊の神にちなんで名付けられた「シバ」という13歳の雄の虎に、花輪をかけようとしていた。レイがシバの首に向かって花輪を投げると、シバは彼を攻撃した。彼の友人のティワリは攻撃を止めようとして虎の顔を蹴った。虎はレイを放し、ティワリを襲って殺した。
「私は全てを目撃した。虎はもう一人の若者に向き直って飛びかかり、男の首のところに顔を近づけた。一瞬後には男は死んでいて、首がぶらぶらしていた」とバネージは語る。
報道によると二人はシバの配偶神のドゥルガーを崇拝しており、虎を「拝む」ほどだったという。事故の後すぐ、暴徒と化した群衆が石を投げ始め、子供二人と女性一人がけがをした。
管理人コメント
いや何で信仰がそういう行動に結びつく? そしてなぜそんなことで暴動が起きる?