原文:
http://urbanlegends.about.com/od/Fake-News/fl/NASA-6-Days-of-Darkness-Hoax.htm
NASAは2014年12月に世界は6日間の完全な暗闇に包まれると正式に発表した。
世界中だ。NASAによると、世界は12月16日火曜日から12月22日水曜日まで、ほぼ完全に闇に覆われるということだ。この期間中、太陽嵐によって生み出される大量の宇宙塵とスペースデブリにより、太陽光の90%が地上に届かなくなるのだ。
NASAの長官のCharls Bolden自身がこの発表を行い、人々に冷静さを保つように呼びかけた。この現象は過去250年で最大規模の太陽嵐によるもので、約216時間続くだろう。
分析
この話のソースであるHuzlers.comはくだらない風刺記事を乱造するサイトだ。このサイトのほかの記事には、アフリカのエボラ患者がゾンビとして復活したとか、マクドナルドは人肉を使用しているとかいうのがある。このサイトは自分が載せている記事について、現実のショッキングなニュースと風刺を組み合わせたものだとしているが、実際にはHuzlers.comの記事に「現実のニュース」と評価できるようなものは含まれていない。
なおこの噂に対してNASAがFacebookで出したコメントは次のようなものだ
我々はこの話題についてFacebookから多数のメールを受け取っている。だからお答えするが、あなた方が読んだり聞いたりしたらしい話は真実ではない。NASAは太陽嵐によって世界が闇に包まれるなどという発表をしたことはない。このような噂は完全な嘘だ。