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都市伝説 ピエロとベビーシッター

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都市伝説 ピエロとベビーシッター

原文:http://urbanlegendsonline.com/clown-statue/

 ある少女が友人宅でベビーシッターをやっていた。子供は男と女が一人ずつだった。親のほうは何故かピエロの人形を集めるのが大好きで世界中から取り寄せており、一部屋を人形置き場にしているほどだった。その夜子供たちはその部屋で遊んでいた。多くは小さかったが、いくつかは等身大サイズで、そのうち1つは椅子に座らされていた。
夜が深くなってくると、ベビーシッターはだんだん人形を気味悪く思い始めた。子供を連れて部屋の中を移動するたびに、椅子に座っているピエロが自分を観察しているような気がしたのだ。彼女は子供たちの親に電話をかけることにした。電話に出た母親に彼女はこう言った「すいません。椅子の上にある人形をどけていいですか。何だか気味悪くて。子供たちもおびえてるみたいですし」。
 
 「どのピエロのことですか? そんなところにピエロを置いた覚えはないですよ。本当に椅子の上にあるんですか?」と母親は聞き返してきた。

 「確かにここにあります。椅子の上に座ってますよ。目の前にありますから。かなり古いものに見えます。」少女は答えた。「あれ? 動かしてないはずなんだけど?」

 「子供を連れて家の中から出て。今すぐ。向かいの人が家に入れてくれると思うから、そこに着いたらすぐ電話して」母親は叫ぶと、電話を切った。

 ベビーシッターは混乱しながら、子供たちを連れて逃げ出した。向かいの家に無事着くと、彼女は母親にまた電話をかけた。「何かまずいことが起きたんですか? あの、そちらは大丈夫なんですか?」

 「私たちはもちろん大丈夫。心配してたのはあなたと子供のことよ。電話してくれて本当に良かった。とにかくすぐ戻るから、説明は付いた後でするわ」母親はそう言って電話を切った。

 その後で戻ってきた親は、少女に事情を説明した。隣に住んでいる男は、夫妻にとって悩みの種となっている。男は精神異常者で、家の中に侵入して子供を誘拐しようとしたことが何度もある。そして今回、男はピエロの服を着て顔を塗り、誘拐を実行する機会を待っていたというわけだ。

 夫妻は何度も警察に相談したのだが、具体的な証拠がなかったのでこれまで逮捕に至らなかったらしい。説明が終わると、夫妻は少女に給料を渡して家まで送っていった。

管理人
 アメリカの怪談にはピエロが時々登場します。確かにずっと見ていると気味悪いですしね。それと考えられるのは、ジョン・ウェイン・ゲイシーの影響です。知らない人のために解説しとくと、ジョン・ウェイン・ゲイシーは殺人ピエロの異名を持つアメリカの連続殺人犯で、33人を殺害しています。何故か子供好きで、ピエロの仮装をして手品を見せ、近隣の子供たちを楽しませていたことからこの名がついています。子供好きだからといって、いい人とは限らないという例ですね。
 余談ですが、アメリカで副大統領候補になったことがあるサラ・ペイリンは「私はジョン・ウェイン・ゲイシーと価値観を共有している」という失言をしたことがあります。映画俳優のジョン・ウェインと間違えたのでしょうが、銃規制反対かつ対外強硬派の人間が言うとシャレにならないですね。
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