原文:
http://godisimaginary.com/i11.htm
神の存在を示唆するような科学的証拠は存在しない。’例えば
・神は自らの存在を示す物理的な証拠を残していない
・イエスの「奇跡」もまた、物理的な証拠を残していない
・神は現代の人間に語りかけたことがない。例えば全てのテレビチャンネルを占領して、視聴者にメッセージを届けたことはない。
・復活したイエスは、それっきり姿を現していない
・私たちが持つ聖書は不正確な文書であることが立証されており、神ではなく原始的な人間の作品であることが明らかだ。
・祈りを統計的に解析すると、神が祈りに応えているという証拠はない。
・ホロコースト、エイズなどの巨大で驚くべき惨事が起きているにもかかわらず、神は何らかの対応をとっていない。
神の存在を示すような経験的証拠は存在しないことに同意しよう。
あなたが合理的にものを考える人間なら、このような証拠の不在にぎょっとするはずだ。キリスト教の神、その他の宗教の神、過去に信じられていた神が存在することを示唆するような証拠は、一つも存在しないのだ。さらに私たちは次のようなことを知っている。
1 もし神が存在するという科学的な証拠があれば、私たちは「神への信仰」ではなく、「神の科学」について語っているだろう。
2 もし神が存在するという科学的な証拠があれば、神に関する研究は論理学ではなく自然科学に属するものになっているだろう。
3 もし神が存在するという科学的証拠があれば、その科学的に証明された神に、全ての宗教的な人間が帰依するはずだ。しかし現実を見ると、世界には数千の神と宗教が存在する。
証拠が存在しない理由は、偏見のない人間の目には明らかだ。神は空想だから、その存在を示す証拠もないのである。