1969年、ハリケーンカミールはミシシッピー湾沿岸で、143人の命を奪った。ほとんどは間違ったときに間違った場所にいたこと以外に罪がない人々だったが、海辺の建物で「ハリケーンパーティー」をやっていて死んだ20人に関しては、そうは言えないだろう。
避難勧告がでていたにも関わらず、彼らはお祭り騒ぎを続行した。パーティーの参加者は、建物の基礎はコンクリートだし、ここは二階だから大丈夫だと挑戦的に言い放っていたのだ。悲しいことに彼らの自信は見当違いだった。高さ24フィートの波が、建物を破壊しパーティーの参加者を荒れ狂う海へと誘ったのだ。
参加者のほとんどは死んだが、数人は運命の気まぐれにより数マイル離れた場所で生きて発見され、ダーウィン賞受賞を免れた。
http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1993-07.html