原文:
http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1998-14.html
(1998年 7月4日 テキサス州)
ヒューストン上空を飛ぶと青い長方形がたくさん見える。多くの家庭の裏庭にスイミングプールがあるのだ。ヒューストンのある男は、1998年6月21日に自宅の裏庭にプールを作った。彼が場所を選んだ数日後、民間業者によってプールが設置されたのだ。彼は工事の結果を、「全ての面ですばらしい」と評価した。
数週間後、男は友人と酒を飲みながらプールで泳ぎ、ヒューストンの蒸し暑い夏を満喫していた。おそらく向こう見ずな勇気を示すためだろうが、
男はパティオの屋根に上るとプールに飛び込んだ。
男の身長は6フィートであり、プールの深さは6フィートだった。そのため彼の頭がプールの底に激突したとき、足の方はまだ水面から2フィート突き出していたことになる。彼はこのダイブで首の骨を折った。
彼とその家族は、プールが不適切なやり方で不適切な場所に設置されたとして、訴訟を起こした。男は自分で設置場所を選び、設置工事については「すばらしい」と評価していたのだが。
男はその年の12月に死亡したので、訴訟の内容は不法死亡に切り替わった。次にヒューストン上空を飛んでスイミングプール群を見ることがあれば、この男の計算違いのダイブを思いだそう。