原文：http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1998-04.html

　花火の着火には安全な方法が存在する。また花火の着火には危険な方法も存在する。ジャワ島東部の村の住民二人は、危険な着火法を選んだ結果死亡した。

　爆竹はインドネシアでは違法であるが、ラマダンの終わりを祝う祭りのときなどはブラックマーケットで購入できる。そして世の少年というのは…

　一月、２８歳のイソムディンと２０歳のマトキジョは大量の爆竹を入手し、その導火線をまとめてバイクのバッテリーに結びつけた。それから二人はエンジンをかけた。爆発音は２㎞遠方からでも聞き取ることができた。

　二人の行為を見物していた人々は彼らを助けようとしたが、彼らの火傷はあまりに深刻だった。二人は両方その場で死亡した。見物していた人々のうち８人が怪我をして、地元の病院で治療を受けることになった。