原文:http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1994-13.html
(1989年 オーストラリア)
他人の話に影響されやすい生徒がカンフーの指導者の話に熱心に聞き入っていた。指導者は大げさな身振りで言った「君たちは練習の結果このレベルに達した。今の君たちなら素手で野生動物を殺すこともできる」
この発言を神の言葉のように受け取った生徒は、メルボルン動物園に行って彼の鋭気を野生動物の王者に向けて見ることにした。ライオンである。彼は深夜に動物園に忍び込み、ライオンの檻に飛び込んで戦いを挑んだ。
彼は戦いに敗れ、二度と挑戦することはなかった。彼の未熟な戦いのプランが、軟弱な侵入者に怒ったライオンに通用するはずがなかったのである。カンフーの指導者が自分の発言が何を引き起こしたかを知ったかは、定かではない。
動物園の従業員は翌朝、彼の体の残りの部分を見つけた。2本の腕である。手の中にはライオンの毛が残っていた。
管理人コメント
野生のネズミぐらいなら殺せるという意味だったのかもね。