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ダーウィン賞 くたびれた弾薬

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ダーウィン賞 くたびれた弾薬

原文:http://www.darwinawards.com/darwin/darwin1994-08.html

(1990年代 アメリカ)
 私は銃器店で以下のようなことが起きたと耳にした。これから述べるその出来事は1990年代に南西部で起きたとされるが、もしかしたら伝説かもしれない。

 こそ泥が第二次大戦の退役兵の家に忍び込み、退役兵が40年代に戦闘で使っていた45口径ピストルを含むいろいろなものを盗んだ。こそ泥は次に地域のコンビニに行き、レジ係に向かって盗んだ銃を振りかざし現金を要求した。レジ係は賢明にも要求に従い、レジスターの中身を渡した。

 泥棒は金をもって立ち去ろうとしたが、突然気が変わり目撃者を抹殺しようと決めた。どうせ監視カメラによって撮影されていたのだが。彼はレジ係にピストルを向け、引き金を引いた。

 カチッ! 音がしただけだった

 泥棒はこの予期せぬ成り行きに混乱し、ピストルの銃身を見下ろした。そして「何だ」という言葉を発した。

 お分かりのように、その第二次大戦時代のピストルに装填されていたのは、第二次大戦時代の弾薬だったのだ。長期間、特に不適切な状態で保存された雷管は、着火性が低下する。そしてこのことは遅発として知られる現象ーつまり雷管がくすぶったあと遅れて発火するーを引き起こす。

 ここで起こったのはそういうことだ。

 混乱した泥棒が銃身を真正面からのぞき込んだとき、遅発していた雷管は起爆し半インチの鉛弾と高温の燃焼ガスを、彼の頭蓋骨に秒速900フィートでたたき込んだ。

 銃口から顔までの距離は6インチもなかったので、死体は指紋を鑑定しないと身元が明らかにならなかった。

 なお警察は事件後、ピストルの製造番号を確認し、持ち主の退役軍人に返却したということだ。
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