原文:
http://darwinawards.com/darwin/darwin1999-20.html
(1999年7月10日 カリフォルニア州)
ヨセミテでハイキングをしていたシディクという男が足を痛め、マーセド川で冷やすことにした。だが彼は苔むした岩で足を滑らせ、594フィート下の滝つぼに落下して死亡した。シディクは3人の友人と共に土曜日の登山をしていたのだが、休憩場所を失敗した結果命を落とすことになった。
滝には「水に入るな、死ぬことになるから」とはっきり書かれた標識があった。この警告は数ヶ国語で書いてあったし、滝から落下する棒人間のイラストまでついていた。
しかしシディクは警告にはまったく注意を払わなかった。彼がネバダ滝に入った時点で、友人たちは携帯で国立公園の管理事務所に助けを呼んでいたのだが、助けは間に合わなかった。救助隊は数時間後に、シディクの死体をヘリコプターから発見した。
公園の広報官のクリスティン・カウルスによると、シディクはここ5年間にネバダ滝で死んだ人間としては4人目になる。