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Conservapedia 進化論への反証1

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Conservapedia 進化論への反証1

原文:http://www.conservapedia.com/Counterexamples_to_Evolution

 原文は、進化論への反証(と称するもの)を取り上げてる。いやなんでこれが反証になると思うんだか。
論理的反証
 
 進化論は紅葉、海の魚の群れなどの芸術的な美しさを説明できない。この二つは両方、人間が生まれる前から存在したのであり、進化論的な説明ができない。

 そもそも何が言いたいのかが分からん。紅葉も魚の群れもそれぞれの都合があってそうしてるだけであって、人間が勝手にそれを美しいと思ってるだけだ。それとも、紅葉や魚は人間が見て楽しむために、神が作ったとでも言いたいの?
 
 
 進化論からは、人間の知性が経時的に向上することが予測される。しかし、大学入試の成績の低下、集中力の持続性の衰え、精神障害の増加は、人間の知性が退歩していっていることを示している。

 人間の知性が本当に低下しているのかは知らんが、そうだとすればそれは進化論に合致した現象だ。現在の先進国では知性が高い人間より低い人間の方が多くの子を作る傾向がある。こういうことが起きると、進化論の考えに従えば集団内には知性が低い人間が増えていく。進化論に対するこんな反証が意味をなすと思っている人間は、さしずめその申し子だろう。


現在の種の絶滅率は種の発生率を遙かに超えている。これでは進化は起こりそうにない。
 だからそれがどうした。現在多くの種の絶滅が心配されてることと、進化に何の関係があるんだよ。
 
 
 地球の70%以上は水に覆われており、破壊的な洪水がよく起こる。そして全ての文化において、巨大な過去の洪水が記録されている。石灰岩や化石は地球上でもっとも高い陸地でも見つかる。しかし、哺乳類は大洪水の中では生存できない。進化で哺乳類が誕生しても、頻繁な洪水で絶滅してしまうはずである。
 ノアの洪水を史実とし、しかもそのレベルの洪水が何度もあったと仮定したときにのみ、成立する主張でした。ところで石灰岩や化石のところを読んで思ったんだけど、大陸移動とかプレートテクトニクスとかって知ってる? 
 
 
 進化論は、ヒトという種の遺伝的多様性の欠如を説明できない。進化と古い地球説が正しいなら、ヒトの遺伝的多様性はもっと大きいはずである。55頭のチンパンジーの群れで見られる遺伝的多様性は、ヒト全ての多様性より大きいとする科学者もいる。このことはチンパンジーは比較的多数の個体群を祖先とするのに対し、ヒトのもとの個体群は非常に小さい(おそらくは二人)という考えを支持するように思われる。ヒトの遺伝的多様性の80%はアフリカ大陸で見つかり、このことはヒトの個体群はノアの洪水前の中東から生まれたという考えと一致する。
 遺伝的多様性の欠如から分かるのは、ヒトという種が絶滅しかけたことがあるということであって、アダムとイブの存在じゃない。それと、なんで遺伝的多様性の中心地がアフリカであることが、ヒトが中東起源であるという考えと合致するわけ。
 
 
 多面発現、つまりある一つの遺伝子の変化がいくつかの異なった効果をもたらすことがあるという事実は、ランダムな変異による動物の「向上」を不可能にする。潜在的に有益な効果をもつあらゆる変異は、他の致死的な効果と結びついているかもしれないからである。
 あのなあ… 「かもしれない」が何で「不可能」にいきなり結びつくわけ。多面発現の結果、ある形質の進化が起こりにくくなるということは論理的にはあり得るけど、多面発現の結果、進化自体が不可能になるなんてことはまず起こらないよ。
 
 
 誰かがある一つの種が別の種になるのを目撃したという歴史的な記録はない。このような出来事は明らかに記録するに値するはずである。地球上には膨大な種が存在するのだから、どれか一つぐらいはそれが進化で誕生したことが記録されていいはずである。
 種分化が起きるには人間の一生より長い時間が必要です。以上。


 ということで面白いものをいくつか取り上げてみた。このシリーズはもうしばらく続くのでお楽しみに。
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