忍者ブログ

海外ゲテモノ情報

管理人が見つけたおもしろい海外サイトを翻訳するブログ。

神の不在証明46 パスカルの賭けについて

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

神の不在証明46 パスカルの賭けについて

イスラム国の捕虜になっていた方が殺害されてしまいましたね。ご冥福をお祈りします。…と言っても、死んだ人間は幸福も不幸も感じませんけどね。ということで、それとほんの少し関係があるネタとして、無神論の記事をまた紹介します。

原文:http://godisimaginary.com/i46.htm
 宗教の信者が次のような理屈で信仰を正当化するのを、聞いたことがないだろうか?
あなたが正しいとしよう。神などいないとしよう。それがどうした。神がいない世界で私が信仰者として死んでも、私は何かを失うわけではない。しかしあなた方不信心者が間違っていて、神が存在すればどうなるのか。あなた方は、地獄で永遠に苦しむことになるのだ。私が間違っていても私に失うものはないが、あなたが間違っていればあなたは全てを失う。

  このような議論は、パスカルの賭けとして知られている。

 この理屈の問題点は、この世には数千の神が存在することだ。キリスト教徒だけでなく、イスラム教徒やヒンズー教徒も、この主張によって自分の信仰を正当化できる。この世に二人以上の神が存在する時点で、パスカルの賭けは破綻してしまうのだ。何しろ数千の神全てが存在の証拠を残しておらず、どの神を選ぶべきかは誰にも分からないのだから。

 さらに言うと、本当に信仰者は何も失わないのだろうか? 全ての神は人間の空想の産物であり、空想を現実と信じ込むことは普通妄想と呼ばれる。信者は現実から眼を背け、生涯を妄想の世界で過ごすのだ。

 対して無宗教の人間は、妄想に頼ることなく道徳的で愛に満ちた人生を送ることが出来る。不信心者とは妄想より現実を重んじる健全な人間なのだ。結果として、彼らはより健康的な生活を送ることが出来る

 あまりに多くの神が存在するという事実は、それら全てが空想の産物であることを示している。全知全能の神が実在するなら、その存在は誰の目にも明らかなものとなるはずであり、私たちは皆その神に帰依することになるはずだ。

PR

コメント

プロフィール

HN:
susc
性別:
非公開

P R